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みなさんお元気ですか? 普段はナッシュビル.TN在住のハンク佐々木です。
僕は今9月一杯の予定で、オーストラリアへ出稼ぎに来ています。
今回のオーストラリアツアーを計画してくれた人のひとりにラジオDJブルースさんがいます。その彼の所にある女性ファンの方から電話があり、「僕の出しているCDを全部欲しいので探して欲しい」との伝言がありました。詳しく聞くと、ご主人がHey Hey Countryを聴いていて僕の歌が気に入ってくれたそうです。彼女のご主人はガンで入院中の為、出来たら自宅に持ってきて欲しいとの希望が添えられていました。
僕もとてもありがたく思い、約1時間の所でしたのでブルースさんの車でその方のお宅まで行きました。とても素敵な家でご主人のお母様、奥様、お嬢様がいて、ご主人も特別に短期退院許可をもらい一時帰宅されていました。ご主人は鼻からチューブを入れて痛々しいほどやつれていました。僕が訪問することは内緒にしていたみたいで、お母様が僕を紹介すると驚き、目にいっぱい涙をため、「ハンク、貴方の音楽をいつもラジオで聴き、とても好きで、一度ショーを観に行きたいと思っていましたが、それも出来なくなってしまいました・・・。」(あとは言葉になりません)
では、僕がここで貴方の好きな曲を歌いましょうと云うと、又涙です。
Tennessee Moon、Cowboy From Japan、I Think Of You、Whiskey Trainが特に好きだそうで、早速、テネシー・ムーンを歌いだすと奥様がご主人の手を握り頬を寄せ合って聴いてくれるのです。それを見ていると歌が歌えなくなって、よそを向き二人を見ないように歌いました。続けて歌い終わり、最後に何かリクエストがありますか?とお尋ねするとWhy Me Lordが聴きたいとの事でした。
別れの時が来て、握手をしハグをしますと、「ハンク、今日はとてもありがとう。今日のことは決して忘れないよ」と言ってくれました。玄関まで奥様、お嬢様が来て、小さな声であと3週間くらいの命と御聞きしました。もう辛くて、涙が溢れてしかたがありませんでした。このカップルは1週間前に結婚40周年を祝ったそうです。
人の命のはかなさ悲しさをつくづく感じながら帰路につきました。
10月の終わりから1ヶ月ほど日本に参ります。
「シネマクラブ」には10月28日(土)に出演する予定です。又みなさんとお会い出来るのを楽しみにしています。お友達、お誘いあわせの上おいでいただければ幸いです。
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