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http://www.amazon.co.jp/dp/4861461707/
監修は朱鷺田祐介・森瀬繚の両氏です。私もちょっと手伝わされました。
>虎空王さん
憎悪する旧支配者というのは意外と珍しいかもしれません。
ジョン=グラスビーの「黒い鏡」によると、クトゥグアは
恒星の直中で常に怒り狂っているそうですが、これは憎悪ではなく
憤怒ですからシアエガとは異なるように思われます。
旧支配者は不可解なのがいいというのが衆目の一致するところでしょうから、
はっきりした性格が示されること自体が稀ですよね。ナイアーラトテップの
冷笑にしても、あまり強調されると却って薄っぺらな感じになってしまうと思います。
で、不可解な神の最たるものがハスターだというのが私見なのですが……。
>武江さん
ラムレイの神話作品はまことにネタの宝庫ですが、
『ラヴクラフトの幻夢境』にはその設定もかなり取り入れられています。
ケイオシアムは日和りすぎだと批判する人もいるみたいですけど、
賑やかになっていいじゃないかと私なんかは思いますね。
たとえばズーラとラティ──どちらもラヴクラフトの「白い帆船」で
言及されている名前ですが、両者に関する具体的な設定が
『ラヴクラフトの幻夢境』には記載されており、それはラムレイに由来します。
ズーラがアンデッドの姫君、ラティが白蟻人間の女王という設定だけ見れば
「ふーん」という感じですが、原作ではなかなか魅力的かつ凶悪な連中です。
ムノムクアとの戦いは狂月戦争と呼ばれていますが、
これは幻夢境防衛軍の全兵力が投入された激戦でした。
その後クトゥルーが復活して最終決戦が始まるのですが、
被害の大きさという点では狂月戦争が抜きん出ているはずです。
なお、弊ブログにムノムクアのことを書きました。
http://d.hatena.ne.jp/Nephren-Ka/20091011/p1
ムノムクアを創造したのはラムレイだという誤解を正す必要もありますし、
まとまった記事を書いておいた方がよかろうと思った次第です。
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